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違和感



ブログ担当です


先週、入厩したエアーくん。
DSC00749

今月号から彼のことも通信でご報告いたします。
よろしくお願いします




先日、牧場に来られた方とエアーくんの話をすることがありました。
その時の話です。

彼がVSに来てくれたことを知ったり、
馬に会いにVSに来られた方がネットに投稿された彼をご覧になったりして、
「よかった」と安心されている方が少なくないといった話を伺いました。
そのことが実際にエアーくんにお会いになった方には違和感があったとのこと。
私にも不思議に思えました。
彼は競馬を引退したというだけで、
彼の怪我や置かれている状況は決して楽観視できるものではありません。
これから患部の治療だけでなく、
疝痛、胃潰瘍、蹄葉炎・・・と、
挙げるとキリがないほど多くのリスクを抱えてVSで生活してもらうことになります。
今も痛み等のストレスを抱えながら、
様々な制限やリスクを伴った中で彼は生活しています。
だから、彼がVSに来たということだけで、
「何が"よかった"のだろう??」
と私達は疑問に思いました。

エアーくんとは患部の損傷の程度や位置が多少違いますが、
ギュスくんも同じ怪我を負って私達のところに来てくれました。
ギュスくんの療養中には様々なトラブルがあり、
彼との生活を諦めかけたことが数回ありました。
それでもギュスくんは私達の期待と治療に応えるように
長い療養期間を終えてくれたから、今があります。
そして、V馬通信をご覧の方はご存知の通り、
今も装蹄師と獣医師にフォローしてもらいながら生活しています。
このことは決して軽度とは言えない怪我を負って私達のところに来てくれた馬や
VSに残留している馬達も同じです。

エアーくんが生きていると確認できたことが
「よかった」というのはわからなくもないですが・・・
彼が生きていることが「よかった」と今言えるかと聞かれたら、
私にはまだわかりません。
ストレスやリスク、不安を抱えながら、
険しい顔で一日の大半を厩舎で生活している彼と一緒にいて、
私には「生きててよかった」と心から思うことはまだできません。
それでも、
この先彼が生きることは容易ではないと想像できるにも関わらず、
彼が生きてくれることを願った人がいるから
彼はVSに来てくれました。
彼自身がそのように人を動かしたのだと思っています。

競馬を引退してひと仕事終えたから、
今、彼は休養しているわけではありません。
休む間もなく今も頑張り続けています。
エアーくんの姿を見た時に、
「生きててよかった」と思える日がいつか来てくれることを願って、
今は彼の治療・管理にあたっています。

これからも、彼のことを少し気に掛けて応援して頂けると幸いです。





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うーん… /(*-_-*)\



ブログ担当です


さて、モンさんとグラスくんのことを含めたVSの馬の転用活動の話。

VSにいる他の馬達とは違い、
モンさんとグラスくんには仕事をしてもらうことではなく、
穏やかな余生を過ごしてもらうことを願っています。
しかし、彼らの余生に適した環境は今のVSには用意できていません。
前のブログ記事のコメント欄に寄せられていたような
費用のことも大きな問題ではありますが、
人手や時間の問題も大きいです。

VSの馬の転用活動は
行き場を見つけられていない馬が
生きるための活き場・居場所を見つけてもらうことを目的に活動しています。
いつか、馬達が、
仕事や生産性にとらわれずに余生を送ることができればいいなぁ。
余生を楽しく過ごすことができればいいなぁ。
穏やかな余生を送れるチャンスを手に入れてほしいなぁ。
と思い、馬を引き取り、見送る活動を続けています。
穏やかな余生を手に入れるチャンスのために
馬に仕事をしてもらうことが目的であるVSのこの活動は、
この目的から競馬引退直後の馬だけでなく
先月のV馬通信でお伝えした栗毛くんのような馬を引き取ることもあります。

馬の転用は日常業務の合間の片手間での活動で、
「人とともに馬に生きてほしい」というスタッフの想いから続けています。
仕事として行っているのではなく、営利目的の活動ではありません。
そんなスタッフの考えをご理解くださる
同好会メンバーさん達や馬に会いにお越しの助っ人さん達のご協力もあり、
今も活動を続けられています。
でも、馬が健康に過ごすために最低限必要な管理をしているだけで、
馬の日々の管理には金銭だけでなく、
時間や人手が全く足りていないと感じています。
「人手を増やせばいい」とか「効率よくするべきだ」
といったご意見を頂くことがしょっちゅうありますが、
営利目的ではない、仕事として成立していない活動に
「投資する」「効率を上げる」といったことは考えられません。

また、馬の状態や置かれている環境・状況によっては
馬の引き取りが急を要することが多々あります。
今VSにいる馬達を養うことに専念すると、
引退馬や様々な理由で仕事をなくした乗用馬を引き取れなくなる可能性が高くなります。
十分な金銭と人手がない今の状況で残留馬が増えることは、
新しい馬との縁がなくなることに繋がります。
目の前の馬を一生養うことは、きっとVSではなくても他の場所でできることです。
私達は目の前の馬だけを見ることは選べません。

様々な理由でVSに来て居場所を探す馬達と一緒にいると、
競走馬時代の功績で歳をとっても行き場があるモンさんやグラスくん、ギュスくんは
貴重な特権を持っているのだと感じられ、それが羨ましくもあります。
その特権を活かすことなく、
モンさん達の余生の足を引っ張るようなことはしたくないなぁ・・・
と思っています。
前にV馬通信でお伝えしたヴェルくんのような話もあったので。
養老牧場に移動してもらう場合は、
輸送や環境の変化に適応できるだけの余力を残しておかなければいけません。
また、養老牧場に移動するとなった場合は、
彼らを移動先の牧場の馬とするのではなく
VSの馬として彼らの管理を委託する形で考えています。
こんな風に具体的なことも考えてはいますが・・・
V馬通信やこのブログをご覧になって来場された方々から
「モンさんとグラスくんはどうなるんですか?」と聞かれても、
私達は「まだわかりません。」と答えているくらいです。
私達自身、彼らのことは何も決められていないのが現状です。



今現在、馬の引取依頼のご連絡を数件頂いております。
近々、治療に時間(と手間と費用)がかかりそうな怪我を負った引退馬の引取予定があり、
また、乗馬クラブでの仕事が続けられそうにない卒業生の帰厩予定もあります。
・・・すぐに他所に移動できそうにない馬がまた増える予定です。
そんな中で、行くあてのあるモンさんやグラスくんをVSに留めておくことは
彼らのためになるのかなぁ?
と、不安に思えたり、
一緒にいることに消極的な考えになったりする時があります。
今後入厩予定の馬達の現状がまだわからないので・・・
コメント欄や個人的にご連絡くださっている方々のご意見を参考にしながら、
今VSにいてくれる馬達や新しく来てくれる馬達、
そして、日常業務とのバランスを考えて、
モンさんとグラスくんの今後のことを決めたいと思っています。




近況報告をお送りしました。


7月の「応援団!」をご購入くださった方に
V馬通信7月号をお送りしました。
近日中に対象者様のお手元に届く予定です。
到着が遅れている場合はご連絡ください。
よろしくお願いいたします



「Amazing TIME」
http://vigorouss.thebase.in





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